会計監査のやり方|団体の監査で見るポイントと手順
「監査を任されたけれど、何をすればいいのか分からない」——よくあるお悩みです。団体の会計監査で確認すべきことを整理します。
会計監査の目的
会計監査は、会計担当を疑うためのものではありません。お金の流れが正しく記録され、決められた使い方がされていることを第三者が確認し、会計担当を守るための仕組みです。
監査で確認すること
1. 帳簿と残高の一致
出納帳の残高と、通帳残高+手元現金が一致しているか。ここが合わなければ、原因を特定します。
2. 証憑(領収書)の有無
支出のひとつひとつに領収書・レシートがあるか。ない場合は、支出の内容と理由が説明できるか。
3. 予算との対比
予算にない支出がないか。大きく超過している項目に説明があるか。
4. 収入の記録
会費が全員から集まっているか。未納がある場合、その把握と対応が記録されているか。
5. 承認の有無
高額な支出について、役員会や総会の承認を経ているか。
監査の手順
- 会計担当から出納帳・通帳・領収書一式・予算書を受け取る
- 帳簿の残高と通帳・現金を突き合わせる
- 支出を1件ずつ領収書と照合する(件数が多い場合は抽出でも可)
- 予算対比表を確認する
- 疑問点を会計担当に確認する
- 監査報告書を作成し、署名・押印する
記録がデジタルだと監査が速い
入金が自動で記録され、CSVで出力できる状態なら、突き合わせ作業は大幅に短縮されます。「誰がいつ払ったか」が確実に残るため、収入側の確認はほぼ不要になります。